2018年11月28日水曜日

歯間の掃除について。


時々、患者様から歯間ブラシとフロスどちらを使った方がいいですか?という質問を頂きます。
歯間ブラシとフロスの特徴をお話しさせて頂きます。

その前に...なぜ歯間ブラシとフロスを使う必要があるのでしょうか?

歯間ブラシもフロスも、どちらも歯と歯の間の汚れを取るのにとても大切なケア方法です。
歯ブラシでしっかり磨いているつもりでも、実は60%ぐらいしか汚れを落とせません。
歯間の汚れが取れないと、そこから虫歯や歯周病が進行してしまうので、歯ブラシ+歯間ブラシやフロスが必要不可欠になります。

では、それぞれの特徴についてです。

・歯間ブラシ
歯間ブラシは歯ぐきが下がり、歯と歯の間が大きい方やブリッジ治療している方におススメです。
ブリッジとは、両サイドの歯を橋渡しの形をしている被せものなので、上からフロスを通せませんし、とても汚れがたまりやすいです。
また両サイドの歯には負担もかかりやすいので、お掃除をしないと歯周病や口臭の原因になります。



・フロス
フロスは歯と歯の間が狭い方や虫歯の治療をし、詰め物が多く入っている方、歯と歯の間の虫歯が多い方におススメです。




どちらに適しているか。
その方のお口の状態によって変わってきます。
歯間ブラシのサイズがありますので、スタッフにご相談ください。
また、歯間ブラシをお使いの際は、歯間ジェルを使用して頂くことをおすすめしています。