前回、乳歯の歯を守ることは、その後の永久歯を守ることにつながることを説明させて頂きま
したが、実は!!、生まれたての永久歯は、虫歯になりやすいことをご存じでしょうか。
乳歯は6歳前後になると永久歯へと生え変わりが始まります。
一見、丈夫に見える永久歯ですが、実は、生えてから2~3年は、未成熟で、虫歯になりやす
く、いったん虫歯になると進行が早いのが特徴です。
生えたばかりの永久歯の表面は、結晶構造が未成熟で、凹凸があり、食べ物のカスや虫歯の
原因菌が残りやすく、酸にも弱いんです。
2~3年で永久歯は成熟し、表面も虫歯の原因菌や酸などにも強いエナメル質で覆われて
なめらかになっていきます。
生え始めから2~3年は要注意ですね!!