2021年8月24日火曜日

歯の白さの違い

 おはようございます☀

長い雨もようやく終わりましたね!

また暑い日が戻ってきましたが、みなさん体調崩されないようお気を付けください😃

さて、今回は歯の白さについてご紹介させて頂きます!


歯の色、白さが人によって違うのはなぜ?

歯の色は見た目の印象を大きく左右します。
近年、歯の美しさを求める人が増え、ホワイトニングなど歯を白くする施術への需要が高まってきています。
歯の色は人によって違いますが、なぜなのでしょうか。

歯の白さの違い

歯の色に個人差がある理由

歯の色には個人差があります。これは歯の質の違いによるものです。歯は、最も外側(表面)がエナメル質、その下に象牙質があり、象牙質の中に歯髄(神経)があります。白色のエナメル質は半透明であり、象牙質は黄色っぽい色をしています。歯が真っ白でなく黄色みを帯びているのは、象牙質の色が透けているためです。
 
エナメル質の色・透明度・厚さや、象牙質の色は歯によって異なります。これらの組み合わせによって歯の色が決まりますので、歯の色は人それぞれ異なってきます。

歯が黒くなる!?歯の色と歯髄(神経)の関係

歯髄(神経)が死んでしまうと、歯が黒っぽく(暗く)なってしまいます。大きなむし歯や歯の打撲により歯髄が死んでしまうと、歯は徐々に変色してきます。むし歯の治療で神経を取った場合にも、同様に歯の変色が生じます。
 
神経のない歯を失活歯(しっかつし)と呼びますが、失活歯ではホワイトニングの効果が出にくい場合があります。効果が十分でない場合は、セラミックまたはプラスチックのクラウンを被せることにより白くすることができます。

失活歯とクラウン

飲食物に含まれる成分による着色

飲食物に含まれる成分が歯の表面に付着し、歯が黄ばんでしまうことがあります。赤ワインやコーヒー、お茶などの食品に含まれる色素は、歯の表面に付着して着色の原因となります。
着色による歯の変色は、歯のクリーニングにより除去し、歯を元の白さに戻すことが可能です(歯の内側から変色している場合には、クリーニングでは白くできません)。

歯の着色
喫煙も歯の着色の原因になります

タバコに含まれている成分によって、歯が黄ばんでしまいます。クリーニングによって除去することはできますが、喫煙は歯肉の黒ずみや歯周病リスクの増加など、口の中の健康にも悪影響を及ぼすため、禁煙することが望ましいでしょう。

欧米人の歯と同じくらい白くなる?

歯の構造

テレビや映画で見る欧米人の真っ白な歯に憧れる人も多いと思いますが、日本人と欧米人では、歯の質に違いがあります。日本人の歯はエナメル質が薄いため、もともと歯の色が欧米人の歯に比べて黄色みを帯びている傾向があります。そのため、欧米人ほどの白さにするためには、クリーニングだけではなくホワイトニングも必要になることが多いでしょう。

ホワイトニングを行うことで、もともとの歯の色より白くすることはできますが、ホワイトニングの効果には限界があり、真っ白にはならないこともあります。
さらに白くしたい場合には、セラミックのクラウンを被せることで、希望の白さにすることが可能です。

歯の白さを維持するには?

着色の原因となる飲食物や喫煙をできる限り控えることで歯を白い状態に保つことができますが、なかなか容易ではありません。時間とともに歯の表面には着色が起こりますので、定期的にクリーニングを受け、汚れをためないことが大切です。

2021年8月7日土曜日

お盆の休診日のお知らせ

🌻お盆の休診日のおしらせ🌻

8月12日(木)~8月15日(日)まで休診とさせて頂きます。

なお、8月16日(月)から平常通り診療させて頂きます。

よろしくお願い致します。


2021年8月3日火曜日

歯ぎしり、くいしばりチェック


水でぶくぶくうがいをしていると歯がしみることがありませんか?

しみる原因は様々ですが代表的なものの1つが「知覚過敏」です。

ひどくなると瞬間的に鋭い痛みを感じるやっかいな症状なのです。

しみる症状に悩まされている方が最近多くなってきています。

では、なぜ知覚過敏になってしまったのでしょうか・・?


原因は「歯ぎしり、くいしばり」

噛み合わせの悪さやストレスが原因で「歯ぎしり、くいしばり」は起こります。

自覚のない方も多く、たかが歯ぎしり・・と思われる方も少なくはありません。

しかし、人が物を噛むときにかかる圧力は

* せんべい    10キロ
* フランスパン  30キロ
* 歯ぎしり    60~80キロ
と、「歯ぎしり、くいしばり」でいかに強く圧力がかかっているかがわかりますね。

しかも、食事で物を噛んでいる時間はせいぜい10分~20分でしょうが

「歯ぎしり、くいしばり」は無意識の間で何時間も続くこともあるのです。


多くの場合、自覚はありません

これだけ強い力で何時間も噛みしめているのですから「歯が割れる」「歯がグラつく」など

が起こっても不思議ではありませんね。あごの関節を痛めてしまう場合もあります。

中には「私は歯ぎしりなんてしないし、人に指摘されたこともない」と仰る方、

「口をあけて寝てしまうので、くいしばることはありえない」と仰る方もいますが、

歯医者の先生は口の中や骨格を見ればすぐにわかるものなのです。

「歯ぎしり、くいしばり」の自己チェックをご紹介いたします。


チェックしてみましょう

  • 上あごの中央や下あごの内側に骨の隆起がある
  • 上下の歯の噛む面が平らになっている
  • 歯の外側、歯肉との境目あたりの歯質が削れている
  • ほっぺの内側、歯に接するあたりが白くなっている
  • 舌のふちに歯形がついている
  • あごのエラの部分の筋肉が張っている
  • あごの関節が痛い、あごの筋肉痛、肩こりがある

もちろん、「歯ぎしり、くいしばり」をしていても困った症状が出ない方もいます。

しかし、軽視しているととんでもないしっぺ返しをくらう可能性もあります。

気になる方はどうぞご相談くださいね😄